我輩は豚である

近頃ダーリンはわたしのことを「ブヒブヒ」という。

今年はイノシシ年(台湾では猪年と書いて豚の年)なので、前に豚の鳴き声とかをジャパニーズバージョンで紹介してからだったか、台湾飯ありきで行きたい場所を考え、好きなものをよく食べるわたしを見ては横から「ブヒブヒ」と口を挟む。


ちょっとこれまで色々ありましたけれど、この土日は彼と仲良く週末を過ごしました。本格的に仕事もし出した週末だったから、正直お互いに甘えながら仲睦まじい初めてっていうくらいのいい週末を過ごすことができた。


金曜日は彼の友達がドイツから帰ってくるとかで街で飲んでいて、その晩に会い、翌日は一旦仕事に行って、夜はわたしの部屋に帰ってくるっていう生活。


台北、寒い週末だったから、クリームシチューを作ってあげようと準備をしていたら、「早めに仕事片付けてくるから一緒に食事を作ろう」なんてメッセージまでくれた。


正直これまでそんな献身的な恋人がいたためしがないから、どうなることかと思いきや、お皿洗いはきちんとしてくれるし、進んで仕事を見つけて手伝おうとするし、わたしもお構いないしこれやってアレやって!と頼んでもすぐに動いてくれるし、台湾人男性の優しさに惚れ直してしまった感が強い。


「今日から台北ランタンフェスティバルが始まるから後で行こう。」


家から歩いて10分の台北駅前ひろばから西門まで。キラキラ光り輝く台北の夜を二人で仲良く練り歩いてきた夜。


「西門は高校の時によくきたよ。ここに来ればオシャレ、イケてるそんな感じで見られていたんだ」


恋愛の進め方が今更になってわかってきたような気がする。

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