RUME的 台湾男子についての考察
今、おかげさまで台湾人のダーリンと仲良くやっている。ただ、台湾の人とお付き合いをするのは初めてだったので、日本にいるときに「台湾人てどんな性格?」ていうか、「台湾男子」ってどんな?ってことを調べていた。
その中で特によく言われていたのが以下の3つ
・彼女のカバンを持ってくれる
・海老の殻を剥いてくれる
・お姫様扱いをしてくれる
台湾に来て、ダーリンと接する中で真相究明をしてきた。その中で実際どうなのか検証結果を報告しておく。
①彼女のカバンを持ってくれる
よく、彼女の小さなバッグであっても彼氏が持って街を歩いているという伝説。
台湾に長年いる、仕事で関わったおじさんに尋ねたことがある。
果たして実際に台湾男子は彼女のカバンを持ってデートするのか?
「昔はそういう場面を見たよ。男のくせに女のカバンなんか持ってって思った。」
ただ、その方曰く、最近はそんな光景は見ない、少なくとも台北では。「ですよねー」と返したが、確かにわたしも見たことは一度もない。今では台湾女子の中でも、バッグはファッションの一部的な認識になっているのではないか。
ただ、買い物に行った際には、「かして、それもつ」と進んでダーリンが荷物を運んでくれる。独り身生活が長く、スーパー袋が指に食い込み指がもげてしまうのではないかという間をさまよいながら運んでいた経験者としてはつい「ありがとう」と漏れてしまう。
「なんで?フツーのことじゃん、笑」と反応するダーリンの背後には毎度のこと後光が差している。
②海老の殻を剥いてくれる
これもどうなんだろう。わたしからしたら都市伝説の部類に入る逸話。
この間、香港飲茶を食べに行った時のこと。茹で海老を頬張っているカップルがいた。しかし、彼氏が剥いたものを食べているという状況ではなかった。
せっかくの機会なので、わたしもこれ見よがしに皿一杯に茹で海老を盛り席に着いた。殻付き海老を食べる機会もあまりなかったから検証にはもってこいの場だ。
しばらくそのまま放置し、ダーリンの出方を調査することにした。いつ来るか、いつ来るか、「ハニーが食べやすいように剥いてあげるね」発言を固唾を飲んで見守った。
「ハニー!」
「野菜たくさん持ってきたから食べていいよ。」
そもそも、海老の頭を引っぺがしてその中のミソをチューチューするのが好きな人間にとってはその作業を人に託すことは利益を半減されているようなもの。
頭とって中身吸って足をもいで背中剥いで・・・
この一連の動作込みで「海老を食らう」醍醐味を味わえる。そんなん人に任せるなんて言語道断。
今のところ、そういう人々を見たことはないけれど、パトロール中に見かけてたら言っちゃうかもしれない。
「あんた!損してるよ。」
③お姫様扱いをしてくれる
「ダーリン『公主病』って何?」
「ハニー!ニューワードだね!!一体どこで覚えてきたの?」
「ネット」
『公主病』とは?
自分は「お姫様」だと認識している彼女のこと。何でもかんでも彼氏が思い通りに動いてくれないとイヤ、怒る、ちょー怒る猟奇的彼女のこと。毎日欠かさずの連絡はデフォ、自分のこと想ってくれているという愛情表現しろ、送り迎えは毎回必ずしろ、お腹すいたーなんか買ってこいや、今日連絡してこなかったけどテメー浮気してたんじゃねーだろーな、的な。
「で、いる?友達に公主病の子」
「笑、残念ながら?幸いにもいないよ。」
「友達の彼女も?」
「自分の知っている子、友達のパートナーにもいないよ。」
「元カノも?一度も会ったことない?」
「ないね。」
これまで調査してきた情報自体が古いのか、わたしの住んでいる環境が異なっているのか?ネットの情報は鵜呑みにするもんではないと実感。
そうそう、日頃楽しくインスタをやっているんだけれど、主に台湾の人をフォローさせてもらっている。
一時期フライドチキンとか、ジャンクで美味しそうなものを友達とよく食べに行っている男の子がいた。しばらく更新されないなあと思っていた矢先、急にジムに通い出していた。
水泳をしたり、ウェイトトレーニングしたり、いよいよ健康を気にしだしたかと思ってたら寶貝(ばおべい;ベイビー)と呼ぶ女の子が登場する投稿が増えていった。「ははん、彼女ができたから肉体改造始めたわけね」と姉的目線で微笑ましく感じていた。
ついこの間、そのボクちゃんが珍しくステーキやロブスターの写真をあげていた。何やら豪華なレストランで寶貝(ばおべい)とディナーをし、おしゃれなホテルに宿泊するという投稿だ。
ベッドの上にはHappyBirthdayとバルーンで装飾、タオルで動物作成。「とってもラブリーで献身的な準備をしたんだね、弟よ」と思わず胸を打ってしまうような写真の数々を目にしてハッとした。
多分だけど・・・お姉ちゃん的にはこのボクちゃんは上記①-③のスキルを兼ね備えた部類に入るかもしれないと察した。
台湾各地を彼女とお出掛けしているけれど、その時もカメラに映らないところでばおべいの小さなバッグを肩にかけているかもしれない。
「フォークとナイフ使うの面倒臭いー!!」
と言われロブスターの殻を取り外し、身を食べやすい大きさにカットしてあげたかもしれない。
「腹いっペーちゃん、肩揉んでー」
とか言われて豪華なホテルのベッドで丁寧なマッサージを施したかもしれない。
「いや、もう今日はいいっしょ、お腹いっぱいだから寝る、おやすみー」
なはぁんて言われてスイートなデザートのお預けをくらったかもしれない。
あんなに頑張って前々から熱心に準備したのに、
嗚呼っ!!
そんなわけで、わたしはリアルタイムに、生の台湾情報を流していこう、うん、そうしよう!という決意表明。
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