台湾秘湯巡り①馬海濮溫泉

年明けからの個人的流行はワイルド温泉巡り。台湾の秘湯を求めてアウトドアライフを過ごしています。


先週の休日を利用し南投縣の盧山温泉に行ってきました。今回はそこにある秘湯(馬海濮野渓溫泉)についてご報告。


【盧山温泉への行き方】

臺中車站→埔理(6899)

埔理→盧山温泉(6660/6661)


※台湾のバス、客運の停留所・ルートの確認は台灣公車通のAPPが便利です



台湾で一番標高が高い位置に存在する盧山温泉。


温泉旅行の地でもありますが、無料で楽しめる秘湯、かつ個人的に、旅行者でも比較的行きやすいと感じたスペシャル温泉に行ってきたので紹介します。


盧山温泉

冒頭でお伝えした通り、南投縣にある台湾一標高が高い温泉。


近くに川が流れていますが、以前確か台風の時に川が氾濫してしまい、川沿いの温泉旅館が廃業になってしまったと言う悲劇に見舞われた場所。それでもなんとか持ち直して営業をしている、台湾好きとして応援したい場所。


秘境ルートの紹介の前に、このエリアの観光スポットを少し紹介。


盧山温泉街に向かう手前に、仁愛郷という場所があります。ここは、かつて日本統治時代に起きた台湾原住民セデック族と日本人との間に起きた霧社事件が起きた場所。


【参考資料】セデック・バレ

原住民の頭目、英雄としてモナ・ルダオが祀られている場所もあるので、台湾の歴史を知りたい人はマストでお立ち寄り頂きたい場所。


莫那魯道抗日紀念碑

(ただ、こちらは昔の国民党が建てた場所、日本人は悪者というような雰囲気がある)


こういう歴史も知ることができるエリア。去年は温泉旅行という名目で訪れた場所だけれど、今回はキャンプしながらの秘境巡り。


ルートは以下の通り。

あまりにもざっくりし過ぎでスミマセン、笑


ただ、実際にシンプルなルートなので非常に分かりやすいです。


【リバートレッキングメモ】

・朝8時スタート

・気温20℃超

・リバートレッキングシューズ着用

・ウエットスーツ着用

・ウォータープルーフバッグ

・所要時間15 -20分


距離的にはとても短いので、初心者の方でも行きやすい場所。


スタート地点はちょっとした橋のようになっています。その右側にある草むらから設置されているロープで川に降りて行きます。(詳細は以下に添付した動画でご確認下さい)


特に複雑なクライミングも含まれていないルートですが、濡れずに歩ける河原も無い小さな渓谷です。深さはないですが、基本的に泳いで渡った方が早いので水着やウエットなどの着用がお勧め。


私は未着用でしたが、念のため、滑った時や落石に備えてヘルメットがあればより安全。


川を登っていくと一つ目の滝が現れます。私たちはその先の温泉を目指して行きましたが、基本的にこの滝の左隣に構えるケーブの中の温泉が今回ご紹介したいスペシャル温泉!

こじんまりとした温泉だけれど、8人位入れるなかなかの奥行き。


温度も最適!


私たちの後に、3名ほどのアウトドアーズがやってきて、帰り際にはファミリーグループが10名ほど秘湯を求めて向かっていました。


渓谷の中、隣は滝、見上げれば木々や鳥や青い空


天然露天風呂とはまさにこのこと。


真横を流れる滝を眺めながら、洞窟の中の温泉を無料で楽しむ


プライスレス!


でもなかなかハードルが高いわ、という方でも盧山温泉は楽しめます。

台湾一高い場所に位置する温泉を肌で感じてみて下さい。


また、スペシャル温泉(馬海濮溫泉)にトライしてみたい方はこちらのチャンネルも是非参考にしてみて下さい。中国語ですが、川への進入地点など映像で分かりやすく紹介されています。

実際、私たちもこの動画の6分目辺りから紹介されているワイルド温泉まで先に行った帰りに、スペシャル温泉(大体7:20あたりから登場)に戻って楽しんだという流れ。


台湾は沢山の山や綺麗な海と、多くの自然に恵まれた場所です。


美味しいご飯屋さんも、体を動かした後だとより一層旨味が増します。


台湾でのアウトドアの楽しみ方、また随時報告をして行きます。



毎日台灣

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