台湾東部に行ってみる、の巻

10月に入って、台湾人の友人やダーリンが「double ten」「double ten」と会話の中に紛れ込ませてきた。

"Double Ten"

ニューワード、これは一体何?

「双十国慶節」(10月10日)

日本で言うところの建国記念日が、日本で言うところの体育の日になるお休みのこと。

2019年、今年は週末に重なり嬉しいことに4連休。


前々から「緑島」に行きたいねとダーリンと話をしていた。ただ、うっかりしていたのが、「台湾の連休は凄まじい」という点。コンパクトな島だけに連休があれば国民の多くが同じように動く。台南出身の友人は、この連休に実家には帰らないと言っていた。

「だって、観光客いっぱい来るんだもん。うるさいし新幹線取るのも大変だから帰らないよ。」と。

準備をするならとても早い段階から始めても決して早すぎないということを忘れていた。そんなことをすっかり忘れていたから最終的にとんでもない事態に陥ってしまった。


「ハニー、連休に緑島にはいけない・・・」



緑島(リュイタオ)

※ご参考


ここに行くには台東から船か飛行機を使わないといけない。海が荒れるときはとんでもない状況になると言うことを別の人から聞いていた。船酔いで嘔吐が止まらないとか、アドベンチャーレベル高すぎーと思っていた。

結局、船も飛行機もチケットを入手する時期を呑気に考えていたせいで手に入れることができなかったよって言うお話。


「よし、こうなったら東部だ!(若干やけ糞)」



台北在住のため、普通の週末は西側は台中、東側は宜蘭までは遊びに出かける。3日以上のホリデーの場合はそれ以上の遠出をしている。今年は波乗り再開もしたし、台湾でもらった初ボーナスを全額つぎ込んでSUPボードやら諸々を購入して装備は万全。

「海も山も東側に限る」と言うダーリンに工程やルートは任せた。街で遊ぶときは私の好きなようにスケジュールを組ませてくれる。自然で遊ぶときは相手に頼ったほうが非常にうまく行く、いわゆる棲み分けだ。

今回は「花蓮-台東」を巡ることになった。これまでもチロチロっと寄ったことはあるけれど、あのときは旧正月の台湾ラウンドトリップの時。

今回は花蓮・台東で4日間どっぷり冒険してこようと言うことになった。


「キャンプでもいいけれど、ハニーが泊まりたいならどっか予約してもいいよ。」


今回は全てが後手後手に回ると言う状況だった。緑島のチケットは確保できず、急遽行き先を変えたイーストサイドの宿泊施設を探せど


全く空きがない!!



大体、直前になればキャンセルとか出るパターンとかあるよねと考え、休み前や休みに突入してからも「今日泊まる」で検索しても


「完売です!」


のオンパレード。

正直、「体を綺麗に保っておきたいんだよ!」と言うウィーク(察して!)に運悪く突入していたのもあり必死こいて複数のサイトで確認するも皆無。今回は割とうじうじと当日になっても宿泊施設を探してしまったくらい「やばい、キツイ」出血前半(もう言っちまう!)の旅行記です。

汗だけではなく、多くの血を流しながらも頑張ってきた。平常時であっても「アウトドアってきつそー。」と嘆いているガール達がいたら是非とも参考にして頂きたいなと思います。


日本ではトレッキングというより簡単なハイキングしかしたことない私でもここまでいけちゃうという、みんなの可能性を最大限に引き伸ばしていけるだろうなという内容です。

毎日台灣

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