台湾でキャンプをしよう、の巻

台湾の国慶節の4連休にフルでアウトドアを楽しんできた私です。


体調不良も重なり、山リスクに対するストレスや、徐々に疲れなどが積み重なりご気分もよろしくない状況になっていきました。最終的に、旅の後半「宜蘭」にて爆発してしまうのだけれど・・・


それはさておき、せっかく二人で決めて出かけたアウトドア旅行。経験したことはどれも貴重なもので、素晴らしい体験をさせてもらったことや、全ての行程、ハンドルを握ってくれたダーリンには頭が上がらない。


「ありがとう」を何度も伝えながら、自分自身の別のところからやってくる「イライラ」を払いのけようとしていたようにも思う。「ありがとう」の魔法。


全日キャンプをしたけれど、日本では到底考えられない絶景ポイントでのキャンプだった。(しかも日中は公に利用されている場所なので、寝床になる地面もきちんと舗装なりされていて横になるにも非常に快適な場所だった)ダーリン曰く、台湾はかなりキャンプしやすい場所。旅先では寺院や、小学校なんかでもテント張っている人がいる。


台湾に一度ハマるとどんどん突き止めていきたいと思う突き止めていきたいと思う台湾愛好家が多いように感じている。台北を中心に「オシャレ」や「かわいい」を追求していく人や、台北以外を飛び出て新たな穴場を探したり、とにかく人が行ったことのないような場所にアドベンチャーしていくような人。


インスタなんかでも、アウトドア投稿の時に色々と問合せをいただくことも多くなってきたので旅の参考になるようにキャンプ場所について書いてみようと思う。


今回私たちがキャンプをした場所は3ヶ所。中でも絶景だった海と湖の場所を紹介しておきたいと思います。特に花蓮、台東にいくことがあれば参考にしてみてください。

①八嗡嗡海岸

この海岸沿いはサイクリングロードのようになっている。北側と南側に東屋みたいなところがあるのでそこでキャンプ。近くに宿泊施設もあるので、日の出のタイミングには宿泊者がちらほら集まってきます。

②鯉魚潭

ここは魚釣りのスポットでもあり、夜釣りを楽しむ人がいました。湖畔の人気のなさそうなスポットだけれど、近くにはお手洗いもあり雨が防げる屋根付きの見晴台がありそこでキャンプをしました。何ヶ所かある見晴台、同じようにキャンパーがすでにテント張って休んでいました。


何よりも朝は鳥たちのさえずりで目覚め、目下に広がる東部で一番でかいこの湖の静かな情景は心静まる荘厳さを感じることができます。


「せっかくの旅だ!台湾でキャンプだ!」


そうは言っても海外でのキャンプはなかなかハードルが高そう。日本のキャンプ場のようなある程度整備されたところでっていうのは基本的に考えないほうがいい。なぜならそういう場所は過去1ヶ所しかみたことがない。Googleマップや各種情報を収集して準備をして。


なんなら連絡頂けたらアウトドアマスターのダーリンが個別相談をお受けします。

最後にキャンプに必要な3項目を載せておきます。

キャンプのメリット

・絶景の中に身を置くことができる

・宿泊費ゼロ


基本的には上記2点だと思う。

台湾で登山に行くときなんかは山の麓でキャンプ張っている人もいるくらいで、結構ガチなアウトドアーズは台湾には多いような気がする。


日本でもフェス的な「オシャレキャンパー」的な人々が増えてきていると思うけれど、こっちは言わせてもらうと「筋金入り」のツワモノ揃いなんでその辺台湾なめてもらっちゃ困るわ、くらいは言えるかな。


キャンプのリスク

・野生動物との遭遇

・キャンプ場所が見つけられない


リスクに関しては、各自の責任に任せますとしか言いようがない。今回は個人的に蜂やらクマなんかの野生動物への脅威に取り憑かれてしまった。特に山とかでキャンプをする際にはその辺のリスクを十分考慮した上で行ってもらいたい。


蜂はいるし、熊も出るかもしれない、前はヤギもいたし、きっとイノシシはいる、合わせて蛇の脅威も忘れてはいけない。少なくとも今回の花蓮-台東の旅で猿には遭遇した。台湾の場合、前に高雄の夕日が綺麗な場所(街の中にある丘)に行った時には街中でありながらもちょっと木が多いからって「よく猿にもの取られるよ」という場所だった。


二つ目の「場所が見つからない」は、「よっしゃ!今夜はココでキャンプだ」とあらかじめ決めておいても「先客」がいる場合がある。特に今回利用したような絶景スポットの場合。似たような東屋のあるポイントはもう1ヶ所あったから無事に泊まることはできたけれど。なので、あまりガチガチと「ココだ!」と決めずに、ここがダメならあそこ、というようなキャンプ地候補を準備していくのが万が一の時にも焦らなくて良いかなと思う。


キャンプのマナー

「これまでは自由に使えたのに使えなくなっている」という場所も最近は出始めてきているという。キャンパーだけではなく、その人たちのために場所を無償で提供してくれてる施設(学校や寺院)のことも配慮して利用しないといけない。


せっかく休むための貴重な場所を提供してくれるんだから、最低限のマナーは守ろう。管理者がいる時には一言「借りてもいいですか?」「ありがとう」や、お手洗いやシャワーを完備している場所では後の人たちのことも考えて「人として」のきちんとした使い方が求められるね。


「ウェーイ、キャンプだぜ、タダだぜ、ウェーイ」で自分の好き勝手に使用するのは控えてみんなで気持ちよく楽しいキャンプ体験をしていきたいですね。

毎日台灣

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