台南 家族で台南観光
今回、両親と弟が日本から台湾旅行のために来台。
全くの初めてである父の「台湾の新幹線に乗ってみたい」という希望をもとに、来台中に久しぶりの家族旅行台南旅行に出かけてきました。
せっかくなので、しばらく台南に関しての情報をこちらで紹介。
台湾に来たことがある人はわかると思うけれど、割と旅行中って歩き回ることが多くなってしまうと思う。
・限られた時間の中で動けるだけ動きたい
・MRT使っても駅自体広くて歩くことが増える
・タクシー使っても、目的地は歩いて見て回る場所が多い
あれこれと交通手段を使っても両親を疲れさせてしまったら
「もういいよ」
になってしまう。
ガイド的には最大限、台湾を知ってもらいたい。娘的には体力消耗を抑えながら少しでも快適な旅にしてあげたい。
上記をカバーする唯一の手段として、台南旅行1日目はこちらのプランを利用しました。
kkday
いくつかコースのプランがあるけれど、私たちはこちらを選択。
台南市内出発 - 安平古堡(あんぴんこほう)- 安平老街/安平樹屋 - 徳記洋行 - 国華街(國華街/グルメ街)食べ歩き - 花園夜市/大東夜市または台南市内ホテル下車
10時に台南駅そばのセブンで待ち合わせということだったけれど、少し遅刻。
出発前日にドライバーさんから連絡をもらっていたこともあり、少し遅れますとメッセージをしながらスムーズな旅の進行に努めました。
今回は自分自身の語学勉強、実践練習ということも兼ねて、中国語しか使えないドライバーの葉(イエ)さん。まず一通りのコースを確認して出発。
安平古堡
オランダ統治時代に建てられたお城。台湾城とも呼ばれている歴史的建造物。灯台の周りには実際にかつて使われた大砲が設置してあったり、灯台のてっぺんからは台南市内が一望できたり。
実際に敷地に入場するとボランティアの方たちがいて、日本語が話せるおじさんが一通り説明をして案内をしてくれました。
近くに、「昔地元のために尽力してくれた日本人を祀ってある場所もあるんだよ」とか、日本にいたら知らないような歴史や日本人と台湾人との交流を知ることができます。
日本ではそういう話は本当に一度も聞いたことがない。台湾にいると、昔日本人はこうしてくれた、あんなことをしてくれた、と今でも感謝している人たちに出会うことが多い。
国同士の交流は難しい面もあるけれど、このような個人的民間レベルでの交流が絶えず続けられているということは貴重。昨年は日本からの旅行者が200万人達成したと台湾内で盛り上がっていたけれど、もっともっと多くの日本人の方には台湾に来ていただきたいなと思っています。
さて
台南市内観光は続きます。
近くにある媽祖(マズ)の廟を見学。
台湾ではこの媽祖があちこちに祀られている。それだけポピュラーな神様なんだけれど、特に漁師の方とか、海関連のお仕事をしている人からの信仰がアツい女神様。
安平開臺天后宮
台北の雰囲気とは違って、ローカル感満点の老街をふらついたり、
安平老街
廟前にあった幸福堂で母がどうしても試したかったというタピオカミルクティーも早速経験。(とっても都合が良い)
続いて向かったのが
朱玖瑩故居(因鹽玖定)
書道の場所や、元々塩を取り扱う会社だったというイギリスの建造物や骨董品を見学し、
個人的にも一番行きたかったこちらに到着
安平樹屋
この辺は割と最近は有名な場所になっているのかもしれない。この3箇所、まとめて同じ敷地内に入っていたので一気に観光スポットをコンプリート出来てしまった。
8時間という観光時間の中に、モデルコースが出来上がっています。今回のプランで良かったことは、希望があれば変更を加えることも可能。
私たちは、海老ご飯の店に行きたかったので、樹屋見学の後にこちらに立ち寄り。
集品蝦仁飯
特に食事の場所を決めてない!
どこにしたら良いかわからない!
という人がいても
大丈夫!
よくテレビの台南特集の際に紹介される牛肉スープのお店の前を通った時にはドライバーさんが「ここだよ!」と案内をしてくれました。
食事の場所に困った方がいたらドライバーさんが間違いない場所を紹介してくれるはず。
10時過ぎから観光を始めて昼食までで3時間ほど。その間に回った観光スポットは既に6箇所!
観光し終わったら、ドライバーさんに電話するかメッセージを送ればすぐにお迎えに来てくれる。本当にスムースな内容だけれど、それでもやっぱり観光場所では歩く歩く。
モデルコース内の國華街はスキップして、神農街をブラブラ見学。
60過ぎの両親はもういい加減十分ウォーキングしたよっていう水準に達している。
お土産を買いたいという両親の希望から林百貨店にお立ち寄り。
林百貨店
林百貨店といえばのエレベータ、屋上の神社参拝も経験。今日だけではなく、明日も明後日もまだ観光で台湾中を回らないといけない。
両親の意向を確認した上で、8時間経つ前ではあったけれど午後4時にホテルに送り届けてもらいこの日は終了。
ドライバーの葉(イエ)さん。台北に首都が移る前は台南が台湾の中心だったということから始まり、色々と台南についての情報を共有してくれました。
寄ることはない場所だったけれど、有名店や観光施設のそばを通る度に色々と紹介をしてくれた。もちろん仕事でやっていることではあっても、台南が大好きな人なんだということがとてもよく伝わってきました。
実際母も
「言葉はわからなかったけれど、丁寧に説明をしてくれているんだろうなということが伝わったよ。何もなくただ運転だけのドライバーさんなんかよりずっと良かったね。」
と。
観光地に到着後、葉さんも車から降りてきて、「家族写真!」と写真を撮ってくれました。
私はそういうの気恥ずかしいからいらないと思ったけれど、後日葉さんの会社からお礼のメールとともに、その時の家族写真が添付されていました。
台湾に来る前は、一人旅ばかりで来ていたけれど、たまにはこういう
ザ・観光!
っていう旅も面白いもんだなぁと実感。
特に、60代以上のご夫婦二人旅とか、私のように両親を案内する台湾愛のトラベラーさんとか、台湾女子旅のガールズなんかにも使っていただきたいプラン。
マニアックな場所の散策も面白いけれど、やっぱり台湾観光の基本中の基本を押さえることでより一層濃厚な台湾の魅力を味わえるはず。
台南で利用したカーチャーターはコチラ
台湾の古都、台南。
是非一度足を運んでみて下さい。
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